セミナー・イベント情報

開催報告書

輸入ビジネスリスク回避のために ! 裁判例の解説から学ぶ ~不正競争防止法第2条 第1項 1号、3号への留意点とは~

不正競争防止法に定められている不正競争行為1号、2号、3号について、輸入ビジネスを進める上でのリスクをはかることは難しいところがあります。
リスク回避のためにどのような姿勢が求められるかについて専門家としてのアドバイスが示された上で、実務につながるよう裁判例を通じた解説がありました。
今回は周知性など必要な要件を立証するためにはどれほどに、証拠が必要となるのか、市場の状況が考慮されるのか、形態模倣の事実について判断するのにどのようなポイントがあるのか、損害賠償額の算出は実際どのようになされるのかなどについて、裁判所の判断などが紹介されました。25名の方にご参加頂きました。

日程 2014年10月27日  14:00~16:00
会場 池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマートビル6階
ミプロ内会議室
主催 (一財)対日貿易投資交流促進協会(ミプロ)

講師: 赤坂国際法律会計事務所 弁護士 角田 進二 氏
      今津法律事務所       弁護士 今津 泰輝 氏

はじめに不正競争防止法に関するリスクを検討する際、顧客、競業者、社会という3つの視点から「不正なこととは何か」ということについて感じる嗅覚をみがくことが求められること、そしてリスク回避にはマーケティング調査を徹底することやオリジナル性の追求が重要であるとのお話しがありました。
次に同法第2条第1項 1号、2号に関して、「日本車両事件」と「HEART事件」といった、それぞれの業界における市場での認知性、売上実績、取引の実態などが考慮された裁判所の判断について解説がありました。
第3部では実際の裁判例を資料として用いながら、その読み方のポイントが示されました。また、「トルースバッグ事件」では、ひとつひとつはよくある形状でも複数のポイントの組み合わせが重なったことから形態模倣と判断された事例が紹介され、「超小型電動マッサージ器事件」と合わせて損害賠償額の算出についても詳しい解説がありました。裁判例などを詳しくみることにより、講演前半の不正競争防止法リスクへの取組み方がより具体的にイメージできたのではないでしょうか。

参加者からのコメント

多くの方から高い評価をいただきました。以下にコメントの一部をご紹介いたします。
・実例を元に解説されたため、参考になった。
・まさに業務に関係する内容が実際の判例で学べた。
・例と流れについて理解できた。もっと具体的なものの見方があればよかった。
・周知性に関してはもう少し具体的に「どうやったら周知性の有無が確認できるか?」についても知りたかった。
・わかりやすい講義でした。
・最新の判例が知れることが良かったです。

「開催報告書」へ戻るページのトップへ戻る