mipro(ミプロ)一般財団法人対日貿易投資交流促進協会

文字サイズ

開催報告書

知的財産権セミナー 「家具・生活雑貨・事務用品…オリジナル品の輸入と知的財産権」

今回知的財産権セミナーでは竹岡弁護士をお招きして、家具・生活雑貨・事務用品等を中心に、どのような知的財産権の何に留意する必要があるのか、また輸入事業者としてその保護を活用するためのノウハウなどについて、わかりやすく解説を頂きました。参加者(14名)の皆様からは「わかりやすく丁寧な説明であった」と高い評価を頂きました。

日程 2019年1月30日  14:00~16:00
会場 池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル6階 ミプロ内会議室
主催 (一財)対日貿易投資交流促進協会(ミプロ)

講師:光和総合法律事務所 弁護士 竹岡 八重子 氏

まずは、今日のセミナーではデザインの保護を中心とした内容となるので、おもに意匠権、著作権、不正競争防止法、商標権(立体商標)についてのおはなしをさせていただきます、とのことばがありました。

そして①生活雑貨類は商品寿命が長く、また個々の商品のデザインが群としてブランドイメージに結びついていくことが多いので、知財訴訟リスクは高くなること、②最近はデザインが企業競争力の源泉であることは世界的な潮流となっており、欧州では著作権でデザインを保護する動きも強まっていること、などからわかるように、生活雑貨類のデザインに関わる知的財産の重要性は増しているとのことです。

次に知的財産権ごとの役割や動向、活用へのアドバイスが示されました。意匠権は権利化のハードルはわりと低く、最近はその取得期間も短くなっていることから、強力な権利として活用できること、実用品のデザインについては世界的な流れの中で、日本でも著作権の保護の対象となる可能性があるので留意する必要があること、不正競争防止法では日本での販売後3年以内では形態模倣での保護があり、その後は周知商品表示での保護を目指して広告やデザイン賞の獲得、販売量実績の増加などに努めるとよいこと、また、立体商標による商品のかたちそのものに対する保護も増えていることなどが、最近の裁判例を挙げながら解説されました。

最後に、実用品デザインについて侵害リスクを回避するためのフローチャートや先行者としての努力・利益を守るためのアドバイスがありました。

実務的に役立つ知識とともに、裁判例をみてもデザインに対する知的財産権の保護については現在、変化の流れが顕著であることがわかり、今後の動向にも興味が湧いてくるような内容となりました。

参加者からのコメント

多くの方から高評価を頂きました。アンケートの一部をご紹介させていただきます。

  • 内容が整理されていたので理解し易かった。
  • 実例と判例がわかり易かったです。
  • レジュメにあるフローチャートがわかり易かった。
  • 盛りだくさんでよかったです。

講師: 竹岡 八重子 氏

ページの先頭に戻る