mipro(ミプロ)一般財団法人対日貿易投資交流促進協会

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小口輸入に関するQ&A-アパレル・ファッション雑貨

アメリカのオンラインショップからアウトドア用品を並行輸入し、販売

Q4.
日本にも正規代理店や支店があるスポーツメーカーや、アウトドアメーカーの商品をアメリカのオンラインショップから並行輸入して、店舗やオークションで販売する予定です。このような仕入れの仕方で販売しても問題はないですか。

輸入なさろうとしている商品は、いずれも大手ブランドのものと拝察いたします。
この場合日本では、その商品が正規品であることなど、一定の条件を満たせば並行輸入が認められていますが、オンラインショップを利用した仕入れでその判断を行うのは現実的に難しいでしょう。

また、日本に正規代理店や支店がある場合、それらの企業はすでに特許庁に権利を登録していると思われ、国内の自社ブランド製品の流通を注視するなど、権利者意識の高い企業である可能性もございますので、この点に充分ご留意の上、ビジネスを行われますようお勧めいたします。
もしご心配な場合は、あらかじめ特許事務所、法律事務所などに相談するとよいでしょう。

並行輸入については、ミプロ発行資料「初心者のための 並行輸入を学ぶ」「並行輸入を学ぶ」も参考になさってください。

なお、スポーツ用品、アウトドア用品の輸入・販売にあたっては、その商品の材質、用途等により、さまざまな規制がかかります。
たとえば、衣類、サングラスなどは「家庭用品品質表示法」に基づく表示が必要ですし、登山用ロープは「製品安全法」に基づく安全性の確認が義務づけられております。また、水筒、調理用具・食器類は「食品衛生法」の規制がかかります。どのような製品にどのような規制がかかるかについては、ミプロにお問い合わせ下さい。

参考:

※ミプロ発行資料について
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(更新日:2017年8月4日)

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