サングラスの輸入に際し、特別な法規制はありませんが、有名ブランド品等の偽物や模倣品の輸入は関税法で禁止されており、税関で没収・廃棄等の処分が行われた上、場合によっては罰金、懲役が科せられることもあるので注意が必要です。
また販売時には、家庭用品品質表示法の雑貨工業品品質表示規定に基づき、(1)品名、(2)レンズの材質、(3)枠の材質、(4)可視光線透過率、(5)紫外線透過率、(6)使用上の注意、(7)表示者の名称・住所又は電話番号の表示が義務づけられています。詳細については、消費者庁のウェブサイトを参考になさってください。なお、表示に関する事業者の問い合わせ先は、経済産業省の地方経済産業局製品安全室です。
東京都文化スポーツ局が子ども用サングラスについて商品テストを実施しており、規制や製品の問題点を知る上での参考になると思われます。また、独立行政法人 製品評価技術基盤機構が、サングラスについて市場モニタリングテストを実施した結果も参考にされるとよいでしょう。
(更新日:2018年7月18日)