小口の荷物を国際輸送する方法として
（1）国際郵便物 - EMS（国際スピード郵便）、航空便、船便
（2）国際宅配便
（3）貨物輸送 - 航空貨物輸送、海上貨物輸送
などがあり、輸送する商品の重量や種類などを考慮していずれかの方法を選択します。国際輸送の荷物は通関手続きが必要ですが、国際郵便では、課税価格が20万円以下の場合日本郵便株式会社通関支店内の税関外郵出張所で手続きが行われた後、受取人宛てに配送されます。国際宅配便も、国際宅配便業者によって通関手続きが代行され、受取人宛てに配送されます。しかし貨物輸送では、輸入通関手続き、国内配送は受取人が自身で行うか別途、通関業者に依頼して行う必要があります。
国際郵便では、輸送できる荷物に重量制限がありおおむね30kg程度までなら可能です（幅、高さ、長さに制限あり）。国際宅配便では、おおむね数百キロ～1t程度まで輸送可能ですが、請け負う会社により重量制限に違いがありますので、事前に調べることが必要です。
なお、ミプロ発行資料「小口輸入向け最適な輸送手段の選び方」も参考になさってください。
「小口輸入の流れ・輸送手段」に同様の解説があります。
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（更新日：2018年1月31日）
